仕事への想い
先日、お客様と、いろんな話をさせて頂いて、とても嬉しかった事があり、今日は仕事に対する私の思いを少し書かせて頂こうと思います。
そのお客様は、タトゥー隠しのお客様で、何度かご来店くださっていて、お友達のように仲良くさせて頂いている方です。
彼女はとても美意識が高く、すごくストイックで、いつも刺激をもらっています。
初めてお店にご来店くださった時に、私が「もう少し色合わせをさせて下さい」と、細かい所まで丁寧に施術をしてくれた事が印象的だったと、よくお話してくれます。
いろんな事にストイックな方なので、美容院などでも、こだわりのある自分はお店に迷惑がかかるのではないかと、、
クレーマーに思われてしまうのではないかと心配して、妥協してしまう事もあったと話してくれました。
そんなお客様が
「ひとみさんは納得いくまでとことん丁寧にやってくれる、私以上にこだわってやってくれる、そんな方がいるんだと感動しました。だから、ひとみさんとの出会いは私の宝です。本当に出会えて良かったです」
と話してくれて、、、涙が出ました。
エアブラシで食べていくと決めてから、思い通りに描けずに泣きながら練習した日々を思い出しました。
ご依頼品は、お客様からOKを頂いても、私が納得いくまで描かせて頂いております。
なので、作品に情が湧いてしまって、納品するのが寂しくなることも日常茶飯事です。。笑
こだわり過ぎて、私は何をやってるんだろうかと、仕事としてはどうなんだろうか、と、正直なところ、少し悩んだ時期もありました。
でも、お客様からの
「ここまで丁寧に描いてくれるとは思わなかった。バタフライさんに頼んで良かった!本当にありがとうございます!」
などのお言葉をいただき、このままの私でいいんだ、と気付かせてもらっています。
本格的にエアブラシ1本で食べていくと決めてから、もうすぐ14年が経とうとしています。(2023年6月現在)
まだまだ14年なのか、もう14年なのかは分かりませんが、エアブラシ屋さんは、全国にたくさんあります。
それでもバタフライを選んでご依頼してくださったお客様の中には、私の作品のファンになってくださり、バタフライさん以外に依頼するのは考えられない!と言ってくださる方も年々増えてきました。号泣
そんなお客様の期待を裏切らないよう、満足してもらえるよう、私の作品への気持ちが伝わるよう、これからも努めて参ります。
長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。